ホンダ ジェイド 新型自動車カタログ｜新車価格240～309万円[試乗インプレ/燃費/技術開発]

• 2018/04/19

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　二代目ストリームと三〜四代目オデッセイの後を継ぐ、立体駐車場に入庫可能なミニバン。日本はすべて2+2+2シートで、1.5ℓ直4直噴にハイブリッドまたはターボ「RS」の組み合わせ。中国は1.8ℓNAのみだが5人乗りもある。

いい時代のホンダらしさあるが…総合評価：8点

販売はハッキリ言って不振である。しかし、オデッセイは背高になり、ストリームが無くなった今、ホンダ唯一の低全高のミニバンであるジェイドを、私は実に魅力的だと感じている。妙なキャラクターラインの入っていないスタイリングはきれいにまとまっているし、乗り込めばヒップポイントもスカットル（ダッシュボード上端）高も低く、ガラスは大きいから開放感は抜群。忘れかけていたいい時代のホンダ車の気持ち良さが、直球で感じられる。ワイドなトレッドのおかげもあり、重心の低さが強調されたミズスマシのようなフットワークも、やはりこれぞホンダ。パワートレインはハイブリッドと１・５ℓターボ、どちらも満足度は高い。
（島下泰久著『2017年版間違いだらけのクルマ選び』〔草思社刊〕より）

最新刊『2018年版間違いだらけのクルマ選び』島下泰久著〔草思社刊〕