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日産 日産 NV200バネットバン 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格
- 2025/09/01
日産 NV200バネットワゴンの新型モデル情報を紹介します。日産 NV200バネットワゴンの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。日産 NV200バネットワゴン新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。
日産 NV200バネットワゴン新型モデルの概要
日産 NV200バネットワゴンは、ビジネス、デイリーユース、レジャーなど、あらゆるシーンで幅広く使える新しいクルマとして、バン(商用)モデルとともに、2009年5月に登場した5ナンバーモデルだ。
デビュー時は、プライベートユースにも使える乗商兼用7人乗り・3列シートの「16S」のみが発売されたが、2010月10日(発売は11月)に、この16Sが廃止され、2列シートの「16X-2R」と3列シートの「16X-3R」の2グレードで構成するラインアップに変更された。
以降も一部改良などで仕様の向上を図り、魅力をアップしてきていて、直近の改良は、2024年7月に安全機能の拡充を図る改良を受けた(2025年4月には価格のみを変更)。
搭載エンジンは1.6Lガソリン。駆動方式は、バンでは4WDも設定するが、ワゴンモデルは2WDのみ。トランスミッションはCVTとなる。
カタログモデルのほか、オーテックによる車中泊仕様の「マルチベッドワゴン」も設定される。
このページでは、一部改良を受けた最新のカタログモデル、「16X-2R」と「16X-3R」を中心に、NV200バネットワゴンの魅力を、デザインや実用性、走行性能などといったポイントごとに、見ていこう。
日産 NV200バネットワゴンの外観・内装デザイン
四角いリア部分と、スポーティなフロント部をダイナミックに融合した魅力あふれるフォルムを採用した日産 NV200バネットワゴン。まずは、外観と、内装デザインの注目ポイントにスポットを当てて、その個性を見ていこう。
商用車もラインアップするモデルでありながら、既存モデルとは一線を画すシャープでダイナミックなエクステリアを採用。運転席からの視界にも優れたくさび形のウエストラインも特徴だ。
ヘッドライトからグリルセンターにかけてのデザインは、スポーティな印象をも生む造形。ひと目で「NV200バネット」と分かる特徴的なフロントビューをつくり出すことに成功した。メッキグリルの採用によって、プライベートユースに対応するエレガントなムードも演出している。
フロントドアは通常の前ヒンジタイプ。リアドアはスライドドアを両側に採用する。
操作性と質感を追求したインテリア
ウエストラインを低くしたデザインは、インテリアの心地のよさにも貢献し、開放的な室内空間を実現。上下2段構造のインパネは、多様な面や線、材質を組み合わせ、立体的で豊かな質感を表現している。インパネ上段に空調コントロールを配置し、その手前にATシフトレバーをレイアウト。ステアリングスイッチも採用し、操作性を追求した運転席だ。
2010年10月(発売は11月)に新グレードの16X-2Rと16X-3Rが登場。どちらも内装をフルトリム化して質感を向上させた。
メーター部は、多彩な車両情報を見やすく表示するアドバンスドドライブアシストディスプレイ(7インチカラーディスプレイ)。インパネセンターには、シルバー加飾を採用している。ステアリングは、下端部がフラットになったD型デザインで、こちらにもシルバーの加飾を施した。
日産 NV200バネットワゴンのサイズ・室内スペース
日産 NV200バネットワゴンの姿を眺めていると、車両サイズはコンパクトに、室内空間は大容量に、そんなコンセプトがイメージできるが、実際のボディの大きさは取り回しに関係するだけに注目したいポイントだ。サイズに加えて、快適性や使い勝手を左右する室内スペースや、収納についてもチェックしていこう。
取り回しのいいコンパクトボディ
ボディサイズは、全長4400㎜×全幅1695㎜×全高1850㎜で、全長は5ナンバー上限の4700mmよりも300mm短く、全幅も5ナンバー枠に収まっている。
現在のセレナと比較すると、NV200バネットワゴンのコンパクトさが鮮明となり、長さは290mm短く、幅は共通で、高さは20mm低い。
しかも最小回転半径は5.2m。セレナよりも0.5m小さい数値で、取り回しのよさを感じられる最小回転半径となっている。
乗用車に近いドライビングポジション
高いアイポイントによって広い前方視界を確保。ステアリングの取り付け角度を寝かせ、乗用車に近い運転姿勢を実現している。運転席のシートは、190mmのスライドが可能で、ボリュームのあるシートデザインによって快適な座り心地を確保した。フロントエンジンレイアウトによってフロアは低く抑えられていて、前席の乗降性の良さも実現している。
2列シートの16X-2Rは、5人がゆったりと座れるシートと広々としたラゲッジスペースを持つモデル。16X-3Rは、7人乗りの3列シート車だ。
2列目席での換気を可能にするスライドサイドウインドウを採用。3段階のスライド式で、両側に設置した。段差のない美しい見た目も実現している。
便利な小物収納と広いラゲッジ
インパネセンター上部のディスプレイ用スペースの前方に、アッパートレイを装備。サイズや形状など機能性を追求した収納だ。
グローブボックス(車検証ボックス付き)、カードホルダー(インパネ右サイド)、センターコンソールトレイ、リアカップホルダー、スライドドアボトルホルダー(左右)なども装備。
加えて、センターコンソールボックスとシートアンダートレイ(運転席)を、オプションで設定している。
2列シート(5人乗り)の16X-2Rは、広いラゲッジスペースが自慢。2列目を前方に折りたためば、荷室をもっと拡大できる。7人乗りの16X-3Rは、3列目を左右に跳ね上げることで「5人乗車+荷室」にアレンジ可能。さらに2列目の前方折りたたみも可能だ。
日産 NV200バネットワゴンの性能・燃費・装備
1.6Lガソリンエンジンをフロントに搭載する日産 NV200バネットワゴン。ワンボックスモデルを凌駕する快適な走りを備えているはずだ。ここでは、エンジンの性能や快適性、ランニングコストに関連する燃費など、気になるポイントをチェックしていこう。合わせて、安全性能や、装備・機能についても見ていこう。
1.6Lガソリンエンジンを搭載
環境性能と走行性能を両立した1.6L直4DOHCガソリンエンジン(HR16DE型ユニット)を搭載。最高出力は83kW(113ps)/5600rpm、最大トルクは150Nm/4000rpmとなっている。
2列シートの16X-2Rの車重が1350kg、3列シートの16X-3Rが1400kgで、それらに対して必要十分な動力性能を発揮してくれる。
また静粛性など快適性もしっかり確保。ペンデュラムエンジンマウントや防振サブフレームを採用して、アイドリングや、市街地走行、高速走行といった各シーンで、高い静粛性をもたらしてくれる。さらに、フロントエンジンレイアウトによって、エンジンノイズの少ない快適な室内空間を確保している。
改良で先進安全装備を採用
2020年1月の仕様向上で、先進安全装備の拡充を実施。フロントカメラに加え、夜間の検知能力の高いフロントレーダーを採用したインテリジェントエマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)が、夜間ドライブでも安心を高めている。また、LDW(車線逸脱警報)、ハイビームアシスト、標識検知機能(進入禁止標識検知、最高速度標識検知、一時停止標識検知)を装備した。
さらに、2024年7月の改良で、車速60km/h以上での走行時、ドライバーのハンドル操作から注意力が低下していると判断したとき、音と表示でドライバーに休憩を促すインテリジェントDA(ふらつき警報)や、踏み間違い衝突防止アシストを標準装備した。
WLTCモード燃費が13.6km/Lに向上
2021年7月の改良では、エンジンの改良を実施し、燃費性能の改善を図っているが、同時にトランスミッションをCVTとし(従来は4速AT)、アイドリングストップ機能も追加した。これによってWLTCモード燃費が12.0km/Lから13.6km/Lへと向上している。
2024年7月には、アドバンスドドライブアシストディスプレイが採用され、平均・瞬間燃費を表示。燃費を意識したていねいな運転を促してくれる機能が、エコドライブをサポートしてくれる。
定員の異なる2グレード。装備はほぼ共通
多彩な車両情報を表示する7インチのアドバンスドドライブアシストディスプレイのほか、インテリジェントキー、ジャージシート、上下調整式ヘッドレスト(全席)、フルトリム+荷室天井トリム(成形)、4スピーカー(オーディオレス)、カラードバンパー、メッキのフロントグリル、フォグランプ、電動格納式リモコンカラードドアミラーなどを標準装備。
空調はマニュアルエアコンで、16X-3Rにはリアクーラーを標準装備した。
タイヤサイズは165/80R14で、ホイールカバーを組み合わせる。アルミホイールをオプション(メーカーオプション)で装着可能だ。
日産 NV200バネットワゴンおすすめポイント要約
安全機能や装備の充実、燃費の向上などを改良で実施し、魅力を高めてきたNV200バネットワゴン。取り回しのいい手頃なボディサイズに加え、「5人乗車+大きな荷室」の16X-2R、「7人乗り」の16X-3Rといったラインアップも魅力だ。また、シートアレンジが可能なのも見逃せない。バン(商用)も合わせて設定するモデルだが、静粛性など快適性の確保も注目したいポイントとなる。
2020年1月に先進安全装備の拡充、2021年7月に燃費改善を実施し、2024年7月にも安全装備を拡充するといった具合に進化を重ねてきているので、中古車を検討する際は、年式の新しいものをまず検討したいところだ。ただ、中古車として出ている数が少ないので、隣県など地域を広げて探す必要があることを念頭に入れておきたい。
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