50ccは時代錯誤……出るか125ccのお猿さん！ モンキー生産終了、そして新型か！？

• 2017/04/29
• モト・チャンプ編集部

ブックマークする

• 
• 
• 
  すべての写真を
  見る
  

新型モンキーは125cc、前後12インチ！？

しかし、看板モデルとして愛されてきたモンキーを、ホンダがこのままなくしてしまうとは思えない。じつは“その先”が用意されているのではないか……。そう考えた時、真っ先に思い浮かぶのが2016年のバンコクモーターショーで発表されたコンセプトモデルだ。モトチャンプとしてはかなり高い確率で、このコンセプトモデルに近い新型が登場すると踏んでいる。

このコンセプトモデルは、グローバルモデルとして世界的に人気を集めている125ccのグロムをベースとしている。つまり、これなら新排ガス規制への対応が容易なのはもちろん、生産効率アップによるコストダウンが見込めるなど、モンキーが直面する様々な問題がクリアされる。つまり、このコンセプトモデルは、「新時代にマッチするモンキー」として現実的に作られている点も見逃せない。

前後足周りが12インチ化されていることにより、「コンパクトで愛くるしい」というイメージで育ってきた生粋のファンは戸惑うことだろう。だが、125ccでこの車格なら、通勤や通学などで、より実用的に使えるというメリットが生まれるため、今まで以上に幅広いユーザーから受け入れられる可能性も大きいと言えるだろう。

さて、モンキーの未来がどうなるのか。ここまでの話しはあくまで推測であり、現状まったくの不明だ。ただ、このコンセプトモデルを見れば見るほど、否応なく新型への期待も膨らむ。

しかも、今年の10月には東京モーターショーが控えている。このタイミングにも何か意図的なものを感じずにはいられない。モンキーを愛する世界中のファンのために「ホンダならやってくれる」そう勝手に信じつつ、楽しみに待っていたい。