『ゲッカンタカハシゴー』、モーターファンウェブで再開 大あわてでプルダウンメニューを作ったもんだから……
- 2017/05/18
- ゲッカンタカハシゴー編集部

皆さん、モーターファンウェブ、知ってますか?
「知ってますか?」も何も、今、皆さんがご覧なっているこのサイトですよね。すいません、僕(ライター・高橋 剛)は知りませんでした。加藤 裕『ゲッカンタカハシゴー』編集長と電話で話すまで。
2年間で5冊。1年間で2.5冊。1ヶ月で0.2冊。ってことは5ヶ月で1冊。少な。あいや、結構多いな。とにかくゲッカンと称していても月刊誌ではありません。不定期刊ってヤツですね。そしてタカハシゴーは僕、高橋 剛の本名ですが、なぜそんなけったいな誌名なのか、その理由についてもここでは(面倒なので)割愛します。僕はメインライターというポジションで、編集長は加藤 裕さんが務めています。「じゃあゲッカンカトーユタカでいいじゃねえか!」と思うのがフツーですが、なぜかタカハシゴー。たぶん「ゴー」って名前が「行けッ!」って感じでバイクっぽいからでしょう。頭の「ゲッカン」も単なる勢い。その程度の理由だと思っていただければ間違いありません。
さて、最近は月に何度か加藤さんと電話で語り合うのが慣わしになっています。まるで恋人同士のように、熱く、長く。バイク業界を憂いたり、出版業界を憂いたり、お互いの取るに足らない近況報告をして寄る年波を憂いたり、何かっつうと憂うわけです。そしてひとしきり憂い合ってから、僕は言いました。
「それはともかく加藤さん、そろそろゲッカンやろうよ」
「おう、やろう(←軽い)。やっるっけっどっよ(←似てる)、ゴニョゴニョゴニョで、ゴニョゴニョだからさ(←小声で語る大人の事情)、とりあえずウエブで展開すっか、ウエブで」
「おっ、ウエブでもウェブでも何でもいいスよ」
「そうだ! 三栄書房がモーターファンウエブってのを作ったんだけど、知ってるか?」
「へー。雑誌のモーターファンはもちろん知ってるけど、ウェブは知りませんでした」
「最近できたんだよ。そこにさ、ゲッカンタカハシゴーのコーナーを作っちゃおうぜ」
「いいじゃないスか!」
「よし、さっそくやってみるわ(←軽い)。できたらまた電話する。じゃ」
加藤さんからの電話が鳴ったのは、その3時間後でした。
「ゴー、今パソコンの前にいる?」
「いますよ」
「モーターファンウエブ、開いてみてくれよ」
「ちょっと待ってくださいねー。m、o、t、a、r……あ、oか。えーと、ハイ、開きました」
「そしたらさ、『モーターサイクル』ってメニューに入ってみて!(←声がワクワクしてる)」
「えーと、モーターサイクル、入りました」
「下の方、見てくれよ!(←テンション高い)」
「アーーーーッ、『ゲッカンタカハシゴー』ってサブメニューができてる!!」
「すげーーーっ、すげえっすよ加藤さん! 何がすげえって、『ゲッカンタカハシゴー』ってサブメニュー、3つもある!!」
「えっ!?」
「ゲッカンタカハシゴー、ゲッカンタカハシゴー、ゲッカンタカハシゴーって」
「マッジッでっ!? あっ、やべっ、ホントだ!」
「だっはっは、最高ッスね、この勇み足具合!」
「わっはっは、もうさ、俺、大あわて感丸出し」
「『ゲッカン、ゲッカン、ゲッカン!』って、うるせえっつの! しかもホラ、プルダウンメニューにもしっかり3つダララッと!」
「ひゃーっはっは、どんだけ焦ってんだと。それなのに記事はゼロ」
「はっはっはっ、いやー、めちゃめちゃ前のめり。サブメニューぶら下げただけでなに荒ぶってんだよ!」
「ひーっ、腹痛え」
「『モーターサイクル』サブメニュー6つのうち、3つはゲッカンタカハシゴーで独占してますからね! 早くもシェア5割ですよ」
「記事はゼロだけどな!」
「だっはっは」
「いっひっひ」

というわけで、『ゲッカンタカハシゴー』、大あわてかつ前のめりかつ勇み足になりつつ、勢いだけでウェブ上での展開を開始します。紙媒体では第5ゴーまで出版させてもらいましたが、基本路線は同じ、バイクを取り巻く面白さ、難しさ、哀しさ、素晴らしさなどを、率直に書き綴ろうと思ってます。
せっかくウェブなので、紙とは違うテイストというかフレイバーというか、紙ほど長く書かないとか、できるだけ端的にまとめる(ように努力するけどたぶんムダ)とか、できるだけ迅速に情報をアップするように努力……いや、コレは確実に努力しないと思う。自分不器用なんで、考えるのに時間がかかるから……まぁとにかく、紙とは少し違うモノとしてやってみます。
今までも、『ゲッカンタカハシゴー』のフェイスブックやブログもやってました。でもアレは、完全に僕が個人的にやってたモノ。こっちは三栄書房の巨大な笠の下、モーターファンという由緒ある雑誌の名を冠したウェブサイトの1コーナーとして書かせてもらうわけです。僕としては「業務・任務・責務!」「報告・連絡・相談!」という感じで、いい意味で「書かなきゃー」というプレッシャーがかかります。それがまたいいんだ。少しは肩にオモリが載っかってないとダラけるだけだからさ、フリーライターなんて。
そして、このウェブ展開とは別に(もしくはほどよく連動して)、紙での出版手段も考えていきます。僕はやっぱり紙媒体が好きです。手で触って感じられる現実的な物体がイイ。だいたい、バイクなんつうアナクロな乗り物に乗ってるぐらいなんだから(ちなみに所有している四輪車は2台ともMT)、どんなに時代遅れと言われようが、紙に印刷することを最終目的地にしておきたい。
さーて、何やろっかなー。何書こうかなー。っていうかさ、たぶんこの記事がアップされると同時に、ダブり3倍勇み足メニューも直されちゃうんだよな。記念にスクリーンショット撮っておこう。お恥ずかしい限りだけど、大あわてで勇み足でもしなきゃ、何事も動かないからな。バイクだってアクセル開けてる時が1番安定するんだ。勢いってのも大事だよね……。
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