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カウルデザインの変更で空力抵抗を7%減少 ヤマハYZF-R3の2019年モデルが欧州で発表。倒立フォークを新採用

  • 2018/10/13
  • MotorFan編集部
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2019年型YZF-R3(ヤマハブルー)

 ヤマハは2019年型YZF-R3を欧州で発表。外観と走りの装備が大幅に変更された。欧州では2019年1月からヤマハ販売店で販売、日本での発売時期は未定だ。

REPORT●三原卓也(MIHARA Takuya)

 YZF-R3は、321ccの水冷4ストローク直列2気筒エンジンを搭載するスーパースポーツだ。2019年型は新型のカウルや倒立フロントフォークを装備するなど、走りの性能がさらに高まった印象だ。

2019年型YZF-R3(ヤマハブルー)
2019年型YZF-R3(ヤマハブルー)
2019年型YZF-R3(ヤマハブルー)
カウルはMotoGPマシンのYZR-M1に近い見た目に。空力抵抗は7%減少しているという。

 外観は、MotoGPマシンのYZR-M1に近いカウルデザインとなって登場。新型のフロントカウルとフロントガラスは、風洞とサーキットでのテストから開発され、空気抵抗が7%減少。体を伏せた状態ではトップスピードが最大8km/hまで上がったという。カウルサイドは空力を意識したデザインとなっており、ウイングのようなものやダクトが備わっている。

KYB製の新型倒立フロントフォーク
タンク形状を新設計。タンク容量は14Lと従来モデルと変わらず。

 フロントフォークは正立から倒立に変更された。採用されているフロントフォークはKYB製の新型で内径は37mmとなっている。ライディングポジションに関わる部分も変更が加えられ、ハンドルバーの位置は22mm低く、新設計のタンク形状は膝部分が31.4mm広がり、タンク上部は20mm低くなったことで、従来モデルよりも前傾姿勢になると思われる。

YZF-R1からインスピレーションを受けたデュアルLEDヘッドライトとポジションライトを装備。
メーターはフル液晶タイプが採用された。

 ヘッドライトは、YZF-R1からインスピレーションを受けたデュアルLEDヘッドライトとポジションライトが採用された。メーターはフル液晶タイプに変更となった。

 発表されたカラーリングはヤマハブルーとパワーブラックの2色。欧州で2019年1月から販売される。日本での発売時期については未定だ。日本で発売されているYZF-R25の2019年型も、新型YZF-R3と近い形で登場するかもしれない。

2019年型YZF-R3(パワーブラック)
2019年型YZF-R3(パワーブラック)
2019年型YZF-R3(パワーブラック)

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