カワサキKLX230のライバルはセローじゃなかった!? 技術説明会で開発者にあれこれ聞いてみた。
- 2019/09/06
- MotorFan編集部 近田 茂

KLX230と同Rが2019年10月15日と同1日に新発売される事は既報の通り。カワサキは試乗会を翌日に控えた2019年9月4日に、東京で報道発表会を開催した。ニュースリリースは事前通知されていたが、開発陣の生の声が聞けるとあって、業界関係者は会場となった品川の会議室に詰めかけた。
REPORT⚫️近田 茂(CHIKATA Shigeru)
PHOTO⚫️山田俊輔(YAMADA Shunsuke)
結論を言うとKLX230はセローやスーパーシェルパ系とは全く異なるモデルであった。実際開発に携わったプロジェクトリーダー和田浩行さんのお話でも、セローの事は意に介さず独自の開発コンセプトを掲げ、「誰もがオフロードライディングを楽しめるよう」と言う思いを胸に完成させたと明言。
フレームからエンジンまで全て新設計された事。同時に発表された公道走行不可のKLX230Rが先行開発され、先ずはハイポテンシャルを徹底追求の上で、それをベースにストリートモデルが仕上げられた。そして何といっても驚きだったのは、486,000円(本体価格450,000円)というリーズナブルな価格設定である。
アジアで人気のKLX150 ユーザーのステップアップ(上級移行)を担う背景がある事も事実だが、その上で親しみやすい価格で日本マーケットへの導入を真摯に考えてくれたことは大歓迎。正直言って感涙ものだ。
発表会で判明したのは、昔日本でも流行していたピュアなデュアルパーパスモデルがカワサキブランドから再び誕生したという点。KLXという名の復活にオフロードを駆け抜ける醍醐味、KLXに乗ってイイ汗かける楽しいシーンが改めて思い浮かんで来るのであった。


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