日産 新型ルークスとホンダ・N-BOX、ダイハツ・タント、スズキ・スペーシア 新世代として揃い踏みを果たした4モデル、その性能と使い勝手を徹底解析する
- 2020/07/19
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青山 尚暉
今や新車販売のトップカテゴリーとして、各メーカーが持つ最大限の技術が投入され、順次新世代へと進化を果たす中、最後発としてフルモデルチェンジを果たしたルークス。機能・性能ともに最先端に刷新された新型は、トップランカーの座を狙う!
REPORT●青山尚暉(AOYAMA Naoki)
PHOTO●平野 陽(HIRANO Akio)
※本稿は2020年4月発売の「日産ルークスのすべて」に掲載されたものを転載したものです。
各車ともあの手この手でユーザーを魅了する
今、日本で最も売れているクルマのベスト6はなんと軽自動車。それもベスト4のうち3台が両側スライドドアを備えたスーパーハイト系だ。具体的には1位N-BOX、3位タント、4位スペーシアの順。では、そこに割って入った2位はと言えば、ハイト系ワゴンの日産デイズ(2020年2月のデータ)。日産が初めて一から開発した軽自動車であり、2019-2020年日本カー・オブ・ザ・イヤーのスモールモビリティ部門賞受賞車でもある。
そのデイズの登場時から新型に期待が集まっていたのがデイズの兄弟車、スーパーハイト系の日産デイズルークス改め、日産ルークスである。
ここでは新型日産ルークス、及び強豪ライバルとなるN-BOX、タント、スペーシアを用意。中でも、一家に一台のファーストカーになり得る、上級車&ミニバンからのダウンサイザーにも相応しいカスタム系ターボを揃え、スーパーハイト系ならではのオールマイティな使い勝手と走行性能を徹底比較することにした。
まず、新型ルークスの概略から。基本部分はもちろんデイズだが、先代デイズルークスに対してホイールベースを㎜伸ばし、全高を5㎜高めている。標準車とカスタム系の「ハイウェイスター」を用意しているのはもちろん、パワートレーンはデイズで新開発したスマートシンプルハイブリッド採用のNA、ターボエンジンを揃え、「ハイウェイスター」には高速道路同一車線運転支援技術となる「プロパイロット」装着車も設定する。
デイズで軽自動車に初採用された緊急通報サービス=SOSコールや、クラス唯一の電動パーキングブレーキの採用にも注目したい。
ターボエンジンの最高出力は全車共通の㎰ながら、最大トルク10.2kgmをライバルより低い2400-4000rpmで発揮。JC08モード燃費はクラス最上の22.6㎞/ℓだ。
さらに新型ルークスの大きな特徴点として挙げられるのが、先代より
64㎜も高められた、ミニバンのセレナに迫る前席アイポイントの高さや、Bピラーの前方移動によるスライドドア開口幅の拡大(先代比+95㎜!)、そして後席5:5分割320㎜のロングスライド機構などだ。
N-BOXはホイールベース2520㎜、全高1790(FF)とどちらもクラス最大。ホンダ独創のセンタータンクレイアウトによる室内空間の圧巻の広さ、ラゲッジフロア、後席格納時のフロアの低さ、多彩なシートアレンジ性などが絶大なる人気の理由。ターボのJC08モード燃費は25.0㎞/ℓだ。
ダイハツの新基本骨格DNGA採用第一弾のタントは、エンジン、サスペンション、世界初のパワースプリット技術によるデュアルモードCVT、シートまで新開発した意欲作。助手席側Bピラーをドアに内蔵したミラクルオープンドアの採用はもちろん、その使い勝手を最大限に生かす、運転席最大540㎜のロングスライドシート(Pレンジ時のみ。スイッチ解除必要)を、助手席最大380㎜スライドともに採用し、子育て世代にアピール。ターボモデルのJC08モード燃費は25.2㎞/ℓだ。
スペーシアは標準車、カスタム、そしてSUVテイストある「ギア」をラインナップ。全車にISG(モーター機能付き発電機)とリチウムイオンバッテリーによるマイルドハイブリッドを採用。微力ながらもモーターアシストによる加速力や燃費の向上も期待できる。ターボモデルのJC08モード燃費は25.6㎞/ℓだ。
NISSAN・ROOX Highway STAR G TURBO プロパイロットエディション
直列3気筒DOHCターボ+モーター/659㏄
最高出力:64㎰/5600rpm[モーター:2.0kW]
最大トルク:10.2㎏m/2400-4000rpm[モーター:40.0Nm]
WLTCモード燃費:18.8㎞/ℓ
車両本体価格:193万2700円
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