帽体が進化、ベンチレーションも改良! 高機能ジェットヘルメット「J-CruiseⅡ」登場【SHOEI】
- 2019/03/15
- 阿部哲也

SHOEI(ショウエイ)は、オープンフェイスヘルメット「J-Cruise」(ジェイ-クルーズ)をフルモデルチェンジし「J-CruiseⅡ」として6月より発売する。価格は4万9000円(税抜)。
SHOEI J-CruiseⅡ……4万9000円
J-Cruiseは、開放感や手軽さが魅力のオープンフェイスヘルメットにインナーサンバイザーを装備し、利便性を高めたモデル。今回はそんなJ-Cruiseを進化させ、さらに利便性や快適性を高めたJ-CruiseⅡとして新たなスタートを切る。
風洞実験で生まれたシンプルなフォルム
今回新たに登場したJ-CruiseⅡは、まず帽体を改良。風洞実験などを重ねて空力特性を追求し、シェル全体がスポイラーとして機能するようデザインを決定。しかしながら、先代譲りのシンプルなフォルムは見事に継承されている。デザインと空力特性を両立したショウエイらしいスタイルだ。
快適性を保つ強力なベンチレーション
帽体上部のダクトに見られるよう、ベンチレーション機能も改良されている。アッパーエアインテークは、インテークホールを1箇所増やし、風の流入量を増加。アウトレットの形状も見直すことで排気量も拡大し、より多くの空気が帽体内部を流れ快適性を保つ。
例えば真夏の運転で、ヘルメット内部に熱がこもれば集中力も削がれてしまう。J-CruiseⅡの高いベンチレーション機能は、そんな危険性も防いでくれそうだ。
全天候で快適な視界
真夏といえば強い日差しも対策したいが、J-CruiseⅡがあれば特別な装備は不要。先代の特徴であるインナーサンバイザーが継承され、さらに従来よりも面積を拡大。防眩性が向上し、より安全な運転が可能だ。
そしてシールドシステムにも注目。装備されるCJ-2シールドは、歪みの少ないクリアな視界を確保。シールド下部のリブのおかげで高い剛性がありながらも、巻き込み風を抑えて快適性を確保。窓ゴムも従来の二重リップ構造からエアタイトシーリングに変更したことで、耐久性・密着性が大幅に向上している。ちなみにCJ-2シールドは、曇りを防止するPINLOCK EVO lensを採用。曇りやすい多湿な天候でも心配は無用だ。

専用インカムをビルトイン
J-CruiseⅡにはツーリング愛好家には嬉しい拡張機能が備わる。帽体の左下部を見ると、三角形の不思議な部分があるのだが、実はここにSENA製専用設計のインカム「SAL」「SAL2」を装着可能。通常インカムを装着すると、その分出っ張ってしまいヘルメットの取り回しに影響するのだが、J-CruiseⅡならその心配は無用。より快適に、仲間との無線通信を楽しめるだろう。

ショウエイらしい機能・利便性に加えて機能拡張といった先進性も持つJ-CruiseⅡは、まさに機能美を体現するヘルメットと言えるだろう。
■サイズ&カラーラインナップ
・サイズ…XS(53cm)、S(55cm)、M(57cm)、L(59cm)、XL(61cm)、XXL(63cm)
・カラー…ルミナスホワイト、ブラック、マットブラック、アンスラサイトメタリック、ライトシルバー、ワインレッド
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