内外装をシックなブラウンでコーディネートできる“大人のS660” オートサロン参考出品の「ホンダS660ブルーノレザーエディション」がついに市販化！

2017/05/19
遠藤正賢

S660ブルーノレザーエディション。ボディカラーは専用色のベルベットマルーン・メタリック

高い旋回性能を特に重視し、ミッドシップレイアウトや専用の高剛性軽量ボディ、新開発の6速MTなどを採用したピュアスポーツ軽オープン「ホンダS660」。1月の東京オートサロン2017年で参考出品されていた「ブルーノレザーエディション」が5月18日、ついに正式発表された！

すべての写真を
見る

アルミホイールとドアミラーはブラックで塗装され、細部まで落ち着いた色合いで統一されている

ベースモデルとされたのは、上級グレードの「α」。ボディーカラーにベルベットマルーン・メタリックを特別色として設定したほか、アルミホイールとドアミラーをブラックで塗装した。

なお、ボディカラーは、ベルベットマルーン・メタリックのほか、プレミアムスターホワイト・パールとアドミラルグレー・メタリックから選択可能だ。

「ジャズブラウンインテリア」の本革×ラックススェード製シートはブラウンと白のドット入りブラックの2トーン

内装は「ジャズブラウンインテリア」と呼ばれる専用のもので、スポーツレザーシートと本革巻ステアリングホイール、インパネソフトパッドが明るいブラウンとなる。

ブラウンと黒でコーディネートされた運転席まわり。センターコンソールには「Bruno Leather」「S660」ロゴ入りアルミ製プレートが装着される

内装ではさらに、専用アルミ製コンソールプレートと、通信ナビサービス「インターナビ・リンク」のスマートフォンアプリ「インターナビポケット」と連携できるセンターディスプレイが装着される。

「Rev Beat S660（レブビートエスロクロクマル）」表示画面。ベストのタイミングでシフトチェンジすると「Excellent」と画面に表示される

また、センターディスプレイ装着車向けコンテンツとして、S660の走行データからシフトチェンジのタイミングを判定し、センターディスプレイに「Excellent」「Good」「Bad」の表示と音声でドライバーにフィードバック（6MT車のみ。CVT車はシフトポジション情報を表示）。走行を重ねることで専用楽曲などのアイテムが増えるといったゲーム性も取り入れた、S660専用のiPhone向けアプリ「Rev Beat S660（レブビートエスロクロクマル）」を、6月2日より配信開始する。

この「Rev Beat S660（レブビートエスロクロクマル）」は、センターディスプレイを装着している全てのS660で使用可能となるので、すでにS660を所有しているオーナーもぜひ試してみてほしい。

2002年10月に発売されたS2000ジオーレ。「S660ブルーノレザーエディション」のルーツといえるモデル

トランスミッションは6速MTとCVTの両方から選べ、CVT車にはシティブレーキアクティブシステム（低速域衝突軽減ブレーキ＋誤発進抑制機能）がオプションで装着可能だ。

価格は6速MT、CVTとも、カタログモデルの「α」より100,000円アップの2,280,000円だが、この「S660ブルーノレザーエディション」、6月2日から11月30日までの期間限定販売となっている。

2002年10月に発売されたS2000の特別仕様車「ジオーレ」をほうふつとさせる、ピュアスポーツオープンに高級車さながらのシックな内外装を組み合わせた“大人のS660”、手に入れるなら今しかない！