スパチャ搭載! 356万4000円のNinja H2 CARBONは中身もすごい!
- 2018/12/11
- MotorFan編集部

カワサキモータースジャパンは12月10日、Ninja H2 CARBON(ニンジャH2カーボン)を2019年モデルとして新発売することを発表した。
REPORT●伊藤英里(ITO Eri)

ニンジャH2は、カワサキのスポーツツアラーとして2014年に登場した。今回は発表された2019年モデルのニンジャH2カーボンは、国内認定としては初導入モデル。水冷4ストローク並列4気筒DOHC 4バルブの988ccスーパーチャージドエンジンを搭載し、最高出力は231馬力にまで達する。これは、カワサキのストリートモデルとしては史上最大のエンジン出力。従来モデルと比較して出力が15%向上しているが、燃費性能については同等を維持している。
カワサキオリジナルのスーパーチャージャーはエンジンとともに開発されたもので、どの回転域からでも強烈に加速する圧倒的なパワーを発揮させるという。また、燃料効率が徹底的に追及されたことで、インタークーラーを不要とする。
従来の海外向けモデルから変更された点は、ブレンボ社製『Stylema』キャリパー。これまで採用されていたM50キャリパーよりも軽量かつ外形寸法が小さくなり、さらにピストン、ブレーキパッドまわりの容積が減少。ブレーキフルード充てんスペースが減少したことで、よりダイレクトなレスポンスを獲得した。これが、カワサキとしては初の『Stylema』採用となる。
足回りにはブリヂストンの最新スポーツタイヤRS11を履く。インストルメンタルパネルにはフルカラーTFT液晶スクリーンを採用。アナログ式タコメーターと組み合わされ、先進的なデザインとなっている。スクリーン表示は4種類のモードから選択可能だ。
このインストルメンタルパネルにはBluetoothチップが内蔵されており、スマートフォンとの通信が可能。専用のスマートフォンアプリを使用することで、様々な機能が利用できる。
また、国内仕様としてETC2.0を標準装備。ナンバー灯にもLEDが採用され、従来のヘッドライト、ポジションランプ、テールランプ、ウインカーとともに全灯がLEDとなった。さらにスタイリングがアップデートされているほか、カワサキの新しい特殊コーティング塗装であるハイリーデュラブルペイントを採用。これは、傷を自己修復し、高品質な外観を維持するものだ。
カラーリングはミラーコートマットスパークブラック×キャンディフラットブレイズドグリーン。メーカー希望小売価格は356万4000円(税込み)。販売は2018年12月10日~2019年1月18日と注文期間が設定されているので、注意が必要だ。発売予定日は2019年6月1日となっている。

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