かつては250まで出揃ったが、じつは新型にも存在する!? 「新型カタナ3兄弟」を見て、乗って、比べてみた/ スズキ
- 2019/06/25
- 青木タカオ
足まわりやシートの違いは!?



インナーチューブ径43mmの倒立式フロントフォークはKYB製で、伸び側/圧側ダンピング、スプリングプリロードを調整できるフルアジャスタブルタイプ。足まわりは3機種とも共通ですが、サスペンションのセッティングは各モデルで最適化されています。
ブレーキはブレンボ製ラジアルマウント対向4ピストンモノブロックキャリパーと310mmフローティングマウントディスクの組み合わせ。強力な制動力と高いコントロール性を発揮し、性能は申し分ありません。
フロント120/70ZR17、 リア190/50ZR17のタイヤサイズも同一ですが、装着するダンロップ製ラジアルタイヤは「カタナ」が専用設計とした「SPORTMAX ROADSPORT2」、「GSX-S1000」と「GSX-S1000F」は「D214」です。



「KATANA」のシートは「GSX1100S KATANA」のエッセンスであるツートンカラーと3本ラインを盛り込み、形状も独自のものとしています。いずれもグリップの良い表皮が採用され、ライディング時のマシンホールドが良好。人車一体を感じさせるシートです。

あれこれと細かい部分まで欲張って紹介し、長い記事になってしまいました。“3兄弟”からもし1台を選ぶなら、見た目の好みや第一印象で選んでしまってもいいですし、試乗してそれぞれの乗り味を確かめてからでも、それぞれアリだと思います。
あえて理由を付けるのなら、軽快感を重視し、強烈なダッシュを優先するなら「GSX-S1000」。高速道路を多用し、より快適なクルージングを求めるなら「GSX-S1000F」。そして「カタナ」はもう理由など要らないでしょう。欲しいから買う、それで充分です!
KATANA……1,512,000円
GSX-S1000 ABS……1,131,840円
GSX-S1000F ABS……1,185,840円
バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。最新バイク情報をビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説し、休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持されている。現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアにて執筆中、バイク関連著書もある。
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