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キッツイのに欲しくなる、その魅力とは!? 大人気のホンダ“CRF250ラリー”がツンデレ過ぎる!

  • 2017/05/11
  • モト・チャンプ編集部
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ダカールラリーからそのまま走ってきたかのようなこの迫力! 左右非対称のLEDヘッドライトと大型ウインドスクリーンが最大の特徴だ。

ダカールラリーで活躍するホンダのファクトリーマシンを踏襲したスタイリングが話題のアドベンチャーモデル「CRF250 RALLY」。しかし、いざ跨ると、足が全然着かなくてビックリする人が続出! それでも欲しくなるほど魅力的なのだが、実際どうすればいい!?

「これ、俺には無理だ……」
これは試乗会でCRF250ラリーに乗った、とあるライダーのコメントだ。泣きそうな表情でそう語ったライダーは、1人ではない……。

まず、CRF250ラリーとはどんなバイクなのかを駆け足で紹介しよう。
ダカールラリーに参戦するホンダのファクトリーマシン「CRF450 RALLY」のフォルムと発想を受け継ぎ、期待の250ccアドベンチャーモデルとして登場。基本性能はいわゆるオフ車(オフロードバイク)なのだが、エンジンを囲いこむボディカウルや、左右非対称の二眼LEDヘッドライト、大型スクリーン、10Lの大型燃料タンクなど、ロングライドを快適化する専用装備を採用。そのスタイリングは軽快なオフ車とは一味違う、重厚感があふれている。

さらに、どんな悪路も平気で駆け抜けるロングストロークの前後サスペンションを採用し、エンジンには低回転域での力強いトルク感に定評のある水冷4ストDOHC単気筒250㏄エンジンを搭載。
見た目の迫力とは裏腹に、250クラスならではの扱いやすい走りの特性も、多くのユーザーから注目されるポイントだ。

SPEC 〇価格:70万2000円(ABS) ○全長×全幅×全高:2210×900×1425mm ○シート高:895mm ○車両重量:157kg ○エンジン種類:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒(249cc) ○最高出力:24ps/8500rpm ○最大トルク:2.3kgm/6750rpm ○燃料タンク容量:10L ○燃費(WMTCモード値):33.1km/l ○変速機形式:6速リターン ○ブレーキ形式 前・後:ディスク○タイヤ 前・後:3.00-21・120/80-18

モトチャンプ本誌でインプレッションを担当してくれたのは、rider誌編集長・三上勝久さん(170cm)。PHOTO:小林克好
さて、紹介が長くなってしまったが、試乗したライダーを困らせたポイントはどこだったのか……。それは “足着き性”だ。

もともと悪路の走破性を見越してサスペンションのストローク量を多くとっているオフ車は、足着きが悪いもの。その中においてもCRF250ラリーの895mmというシート高は、ヤマハの人気モデルWR250Rと同じ(ちなみのCRF250Lは875mm)で、公道走行が可能な市販車としては最もキツい部類に入る。

それだけならまだしも、CRF250ラリーは車重が重たい。WR250Rが132kgなのに対してCRF250ラリーは155kg。その差は20kg以上。なので、跨った際にふらつくと正直ツラい。

では、実際に跨ってみよう。まず、サイドスタンドで停まっているマシンに跨ろうと足を上げてみる。案の定ギリギリで、いつか蹴り倒してしまうのではないかとドキドキだ。どうにか跨るとサスペンションが沈み込むので足は届く。しかし、身長175cmの筆者でも両足のつま先がギリギリ。その状態からサイドスタンドを払おうと車体をかたむけると、バランスが崩れ重みが一層増す。気合いを入れて足を踏ん張らないと、立ちゴケの危険性も大きい。うむ、こりゃ大変だ。

では、どう跨れば良いのか。月並みの説明をすると、サイドスタンドをかけた状態で、まずはステップに片足で立ち、そこから跨ればいい。それと信号待ちなどは無理に両足をつけようとするのではなく、お尻を片側にズラし、片足で車体を支える。これが一般的なオフ車の扱い方なので覚えておいてほしい。

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