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ハーレーダビッドソンが電動モーターサイクル「LiveWire」の市販車両を初公開! 北米での価格は約320万円

  • 2019/07/18
  • MotorFan編集部 小泉 建治
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ハーレーダビッドソンによる初の100%電動モーターサイクル「LiveWire(ライブワイヤー)」の市販仕様がついに公開された。価格は29799ドル(約320万円)とされ、2019年夏の北米を皮切りに、欧州など世界の各マーケットに順次導入される予定だという。なお、日本市場に関しては今のところとくに言及されていない。

まったく新しいデザインなのに、しっかりハーレーダビッドソンだと感じさせるのはさすがだ。

0-100km/h加速は3.0秒! 航続距離は最大235km

 サウンドと鼓動のないモーターサイクル……ましてやそれがハーレーダビッドソンだとしたら、果たしてそんなものが必要だろうか?

 多くのファンが最初はそんな疑問を抱くだろう。しかしこの写真を見れば、心がおおいに揺り動かされるに違いない。

 このほどハーレーダビッドソンが公開した電動モーターサイクル「LibveWire」は、とにかくかっこいい。モーターサイクルの未来を感じさせる力が漲っている。

ストリートファイター的なライディングポジションは、ワインディングでの身のこなしにも期待を抱かせる。

 EVでありながら、マッシブなスタイリングはハーレーダビッドソンの伝統どおり。その一方で、低いシートから足を前方に大きく投げ出すスタイルではなく、高いシートから肘を横に張り出すようなストリートファイター的ポジションを採用。明らかに現代流のグローバルスタンダードに則ったものと言える。

 立ち気味のフロントフォークもこれまでのハーレーダビッドソンにはあり得なかったもの。ショートテールにスイングアームマウントのリヤフェンダーの組み合わせもストリートファイター風だ。

 0-60MPH(約0-100km/h)加速に要する時間は3.0秒で、60-80MPH(100-129km/h)の中間加速は1.9秒でこなす。

 走行可能距離は最大で235kmとされており、WMTCモードにおける測定では158kmとなる。0%
から80%までの充電時間は急速充電で40分で、0%から100%までは60分で完了するという。

「LiveWire」は2019年の夏にアメリカやカナダ、そして年内にはヨーロッパの主要国で発売される。さらに20年から21年にかけて、世界中のマーケットに順次導入されていく予定だという。日本に関するアナウンスはまだない。

 既存のモーターサイクルのなかでも、とりわけVツインならではのサウンドと鼓動をウリにしてきたハーレーダビッドソン。その対極の位置にある電動モーターサイクルに思い切って踏み込んだ彼らの戦略に、果たして市場はどんな反応を見せるのか? 結果がどうであれ、価値ある一歩となることは間違いないだろう。

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