(短期連載):VOLVO V40 Cross Country T5 AWD Summum 〈VOLVO V40 Cross Country〉25台目の愛車としてボルボを選んだ理由③車検編
- 2019/07/23
- MotorFan編集部

筆者が25台目の愛車として購入したVOLVO V40 Cross Country T5 AWD Summum。今回はこのクルマでは初となる「車検」についてレポートします。
TEXT&PHOTO●木原寛明(KIHARA Hiroaki)
運転歴35年にして愛車遍歴25台というのが果たして多いのか少ないのか自分ではよく分からないのだが、7月に入ってからは久しぶりに「車検を受ける」ことを意識して心がざわついていた。
車検に掛かるお金がいくらなのか、作業期間はどのくらいなのか、その間に代車は貸していただけるのかなど、あれやこれやと考え込んでしまっていた。
5月に自動車税を納めたばかりで、7月に大きな出費というのは正直痛い。もちろん今まで輸入車で車検を受けた経験は何度かあるものの、愛車遍歴で初めてのボルボ車ゆえ、多少ならざる不安があったのは確かだ。

とはいえ、3年間6回のカーメンテナンスを無償で提供してもらえるボルボ・サービス・パスポート(VSP) と、新車補償3年プラス2年の「VOLVO SELEKT 延長保証」に入っていることは心強かった。エンジンオイル及びフィルターやブレーキフルード、エアフィルター、ウインドスクリーンワイパーブレードなどは無償で交換・提供してもらえるからだ。

車検に先立って、車両購入時より面倒を見て頂いているディーラーのセールスの方に車検で入庫したい旨を連絡したところ、作業の必要日数や代車のスケジュールなどを教えていただき、入庫予約をした。
その電話の際に、日頃乗っていて何か気になる点があるか訊かれたので、メカニズム的には何の不具合もないが、バンパー下の黒の樹脂部分に誤って自分でボディ用のワックスを塗っていまい、その後洗車してもまったく落ちないことと、パノラマルーフについた水滴をそのままにしておいたら、鱗状の水垢になってしまい、やはり洗車しても落ちない状態である旨をお伝えした。

入庫の予約をとってから、すぐに見積書が送られてきたのは心強かった。前述の白くなってしまった樹脂部分とパノラマルーフの水垢に関しては、「ある作業」によって綺麗になりますとのこと。
具体的には、樹脂部分は洗浄剤を付けたブラシでワックス汚れを落とした後、樹脂専用の光沢剤を使って新車時の状態に近づけるという。
またパノラマルーフの水垢については、ボディともども磨きを掛けることで綺麗になるとのことだった。金額は樹脂部分の磨きとルーフの水垢落としの両方で2万円。
写真ではギリギリ映らないほどの汚れと水垢だが、本人的にはかなり気になっていたので、それが綺麗になるのならお願いしたいと伝えた次第。

車検にかかった日数は約4日間。車検諸費用の5万9830円と整備代金(部品代込み)の20万276円で、合計26万106円であった。
目論見よりも少し高かったが、これには3年が推奨交換時期とされるメインバッテリーと再スタート用の補助バッテリー交換費用、エアコン用フィルターなども含まれているからで、これでまた安心して乗れる。

そういえば、代車はV40のD4、つまりディーゼル・エンジン搭載車だったが、これが返却するのが惜しいくらいの素敵なクルマだった。私のV40 Cross Country T5 AWDよりも足は柔らかく、ハナは重く、一昔前のV70やS80を思い起こすような平和な乗り味。それでいてアクセルを強めに踏むとけっこう速い。
ボルボは新しいクルマが出るたびにモダンになっていく気がするけれど、こういう「のほほん」とした乗り味のモデルもなくならないといいと思った。もちろん、自分のクルマが一番だけれど。

■ V40 Cross Country T5 AWD Summum
●走行距離(トータル):18379㎞
●平均燃費(車載燃費計による):12.4㎞/ℓ
|
|

自動車業界の最新情報をお届けします!
Follow @MotorFanwebフランクフルト・モーターショー2019

ついに来た! 新型ランドローバー・ディフェンダー降臨! Gク...
- 2019/09/10
- ニューモデル

〈新型ランドローバー・ディフェンダー〉新着写真続々! Gクラ...
- PR
- 2019/09/12
- ニューモデル

ホンダの100%EVモデル「Honda E」市販車がデビュー! 約348...
- 2019/09/10
- ニューモデル

コンセプト4は4シリーズの未来形!? BMWの超攻撃型デザイン現...
- 2019/09/10
- ニューモデル

フォルクスワーゲンの小型EV「ID.3(アイディ.3)」デビュー...
- 2019/09/10
- ニューモデル

「AI:Trailクワトロ」はアウディの示す近未来EVオフローダー...
- 2019/09/10
- ニューモデル
マツダ3特集

マツダ3セダン「間違いなく、いまもっとも美しいセダン!」 ...
- 2019/09/10
- インプレッション

日本仕様のSKYACTIV-Xは、なぜハイオク仕様で圧縮比15.0なの...
- PR
- 2019/09/09
- トピック
「マツダは裏切らない」実用性を失うことなく美しいデザイン...
- 2019/09/06
- コラム・連載記事
マツダ3 ファストバックXD:600km走ってその完成度は? 燃費...
- 2019/08/26
- インプレッション
マツダ3、人気のカラーは? パワートレーンは? ファストバ...
- 2019/08/29
- ニュース
マツダ3 ファストバックXD:vs VW ゴルフ 走り慣れた都内の...
- 2019/08/28
- インプレッション
ジムニー特集
関東屈指のロングダートを制覇せよ! 秋鹿大影林道&万沢林道...
- 2019/08/17
- コラム・連載記事
スズキ・ジムニーとジムニーシエラでダート走行の燃費を計って...
- 2019/08/09
- インプレッション
スズキ・ジムニーシエラを測って測って測りまくる。高さは? ...
- 2019/08/14
- コラム・連載記事

結局、スズキ・ジムニーのリジッドアクスルは何がスゴイのか?
- 2019/07/01
- ニューモデル
オービス対策‼ 交通取締情報局

移動オービスは何km/hオーバーで光る? 最低検挙速度独断検...
- 2018/11/11
- TOPICS
みんながオービスと見間違えちゃうNシステムの怖さを検証!...
- 2017/10/02
- TOPICS

スピード超過が事故につながる首都高速道路のオービスポイン...
- 2019/09/10
- オービス情報
令和2年、ついに「あおり運転」の罰則も強化へ! どうなる!? ...
- 2019/09/08
- TOPICS