新型ホンダN-WGN登場! 往年の名車ステップバンの流れを汲む道具感がお洒落!〈スペック&全ボディカラー〉
- 2019/07/18
- MotorFan編集部

2011年に初代がデビューした「N-BOX」に始まった「N」シリーズは、ホンダが掲げる「M・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想」によって生み出された広さや心地よさが多くのカスタマーの心を掴み、ラインナップを拡げ、2018年末の時点で累計230万台を販売するほどのベストセラー・シリーズとなった。そんななか、乗用車ライクなトール系ワゴンとして人気のN-WGN(エヌ・ワゴン)がこのほどモデルチェンジされた。発表は本日2019年7月18日(木)、発売は年8月9日(金)だ。
シンプルであることをテーマに掲げて二代目に進化
Nシリーズのなかでも乗用車ライクな上質さと親しみやすさが際立つN-WGNが二代目に進化した。開発テーマは「シンプルであること」で、先代モデルと比べると、往年の名車「ステップバン」の流れを汲む「優れた道具感」が増したように感じられる。見た目の豪華さよりも身の丈に合ったオシャレさを求める現代の顧客層のニーズを的確に捉えたということだろう。
エンジンは最高出力58psの自然吸気と、64psのターボの二本立てで、いずれもCVTと組み合わされる。
全グレードにFFと4WDがラインナップされ、価格は127万4400円から163万1880円(いずれも消費税8%込み)となる。
なお、バリエーションモデルである「N-WGNカスタム」も同時にモデルチェンジされており、こちらについては 当記事末尾にあるをリンク先をご参照いただきたい。

その象徴的な部分がヘッドランプで、オーセンティックな丸型レンズながら、ウインカーが絶妙なあんばいで被さり、キリリとした表情を与えている。
グリル類も含めてフロントマスクに奇をてらったところはなく、コワモテとは無縁の洗練された印象を受ける。

軽自動車は女性のユーザー比率が高いため、どうしても小柄な体型のドライバーに配慮した設計になりがちだが、そうなると当然ながら大柄なドライバーにとっては窮屈になる。そこで今回はシートの調整代をできるだけ大きく採り、より幅広い体型のドライバーをカバーできるコクピットまわりを実現したという。
また、ホンダの軽自動車としては初めてステアリングにテレスコピック調整機構が付いた。
ドアのアームレストもタップリとしたサイズで、なおかつドア内張の肘の当たる部分は大きめにえぐられ、肩や腕まわりにも窮屈さを感じさせにくい設計となっている。


●衝突軽減ブレーキ
●誤発進抑制機能
●歩行者事故軽減ステアリング
●先行車発進お知らせ機能
●標識認識機能
●路外逸脱抑制機能
●渋滞追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
●LKAS(車線維持支援システム)
●後方誤発進抑制機能
●オートハイビーム
まず、二段構造になっているのは先代と同じだが、ハッチゲートの開口部を下段の床レベルまで広げることによって、上段に荷物が載っている状態でも下段への出し入れが可能となった。ちなみに上段のボードは、ショッピングカートの標準的な高さである75cmに合わせてある。
そして床ボードを外したりリヤシートを倒したりすることで、積みたい荷物の大きさや形状に合わせたさまざまなアレンジが可能となっている。上段の床ボードを外した「ローフロアモード」や、後席を倒した「ビッグラゲッジモード」などをご覧いただければわかるとおり、絶対的な容量だけでなく使いやすさにも重点が置かれた設計だ。
9色の基本ボディカラーと4色の2トーンカラーを用意
■N-WGN L Honda SENSING FF
全長×全幅×全高:3395×1475×1675mm
ホイールベース:2520mm
車両重量:850kg
エンジン形式:直列3気筒DOHC
総排気量:658cc
ボア×ストローク:60.0×77.6mm
圧縮比:12.0
最高出力:43kW(58ps)/7300rpm
最大トルク:65Nm/4800rpm
トランスミッション: CVT
フロントサスペンション形式:マクファーソンストラット
リヤサスペンション形式:リジッドアクスル
乗車定員:4名
駆動方式:フロントエンジン・フロントホイールドライブ
タイヤサイズ:155/65R14
価格:133万9200円
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