YZF-R1Mを想起させるカラーがスポーティ! マウンテンバイクをモーターで駆動!体力がなくても山道を楽しめるヤマハ「YPJ-XC」
- 2018/03/22
- MotorFan編集部
電動アシスト自転車というと楽に走るための乗り物と思われがちですが、昨年からクロスバイクやロードレーサーなどスポーツタイプの通称「e-bike」の登場が相次いでいます。よりペダル操作にダイレクトなアシストが得られるため、走りを楽しめるように仕上げられているのが特徴です。そんなe-bikeをいち早く発売してきたヤマハは新たに4機種を発表。中でも注目度の高いマウンテンバイクタイプのYPJ-XCに試乗してきました。(PHORO&REPORT:石川順一)
軽量・コンパクトなドライブユニット
そんなヤマハが今回新たに発表したYPJ-XCは日本ではまだ珍しいマウンテンバイクタイプだ。ペダル操作に対するレスポンスを重要視してドライブユニットは専用設計。車重を抑えるためにコンパクトかつ軽量にすることで、マウンテンバイクらしい軽快さとアシストによるパワフルな走りを両立している。
アシストはプラスエコモード、エコモード、スタンダードモード、ハイモード、エクストラパワーモードの5段階あり、この順番にアシストが強力になる。特にエクストラパワーモードは他のアシストとは一線を画す秀逸さがある。
このモードでは他のモードよりも10Nm高い、最大80Nmとエンジン顔負けの高いトルクを発揮する。ウィリーも簡単にでき、フロントに荷重をかけてからえいやと少し大げさにペダルを踏みこんだところ、ホイールスピンしてしまったほどだ。
加えて、ペダルの操作に対してアシストがリニアなのも特長の一つ。ひとたび踏み込み始めれば車体をグングン前へと進めてくれるだけでなく、ペダルを止めればその時点でアシストはピタッと切れる。これによって坂道を登り切った時点でカーブがあるといった場面で役に立つ。通常のアシストではペダルを止めてもしばらくはアシストが残ってしまうため、カーブが大回りになったり、曲がり切れないといったことになりかねないが、エクストラパワーモードならアシストがペダル操作と連動するので、こうした不安を感じず、思った通りに走れるのだ。
用意されたオフロードコースでの試走では、前日の雨でぬかるんだ地面でも問題なくグイグイ進むことができた。かなり急な上り坂でもシートに座ったままラクラクと登りきれたし、そのあとに待ち構えていたカーブでも慌てることなく曲がりきれるほど操作性の良さも感じられた。フレームがS、M、Lと3サイズ用意されているので、体型に合った車体を選べたことも操りやすさに直結している。2回コースを回ってももう一回走りたくなるほど操る楽しさが感じられた。普段山遊びなんてしない上に体力もあまりない筆者にとっては意外な心境だった。
希望小売価格は37万8000円で2018年7月18日発売予定。自転車と考えると若干高く感じるかもしれないが、どこまでも走り続けたい!そんな気にさせてくれる一台だろう。
全長 S:1,810 mm M:1,835mm L:1,865 mm
全幅 740mm
タイヤサイズ:前後 27.5×2.25
車両重量 S、M:21.2 L:21.3kg
一充電走行距離 エクストラパワーモード 85km
ハイモード 90km
スタンダードモード 108km
エコモード 148km
プラスエコモード 225km
電動機 形式 ブラシレスDCモーター
定格出力 240W
変速方式 外装11速(前1速×後11速)
バルブ形式 仏式バルブ
電池 種類 リチウムイオン電池
電圧/容量 36.0V/13.3Ah
充電時間 約3.5時間
フレーム アルミ製
フォーク(フロントサスペンション) ROCKSHOX RECON GOLD 120mm
タイヤ MAXXIS 27.5×2.25
ハブタイプ スルーアクスル
シフター SHIMANO SLX
リヤディレイラー SHIMANO SLX
フロントチェーンリング 1速 36T
カセットスプロケット 11速 11〜42T
ブレーキ(前) SHIMANO SLX 油圧式ディスクブレーキ 180mm
ブレーキ(後) SHIMANO SLX 油圧式ディスクブレーキ 180mm
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