MAZDA GLOBAL MX-5 CUP JAPAN 〜YOUNG DRIVER INTERVIEW 10年ぶりに米国挑戦中のレーサー鹿島が、期待の若手に訊く! 「“アメリカ最高峰を目指す”ふたりの若手ドライバーの熱意とは?」
- 2018/06/22
- MotorFan編集部
アメリカ最高峰の「インディ500」を制した佐藤琢磨に続く日本人ドライバーは誰なのか? 現地のサーキットでは、レース関係者からこの質問を投げかけられることが多い。アメリカでトップドライバーとして活躍することを目論むふたりの若手ドライバーに、その秘めたる思いを聞いた。
TEXT●レーサー鹿島(RACER Kashima)
PHOTO●服部真哉(HATTORI Shin-ya)/ MAZDA GLOBAL MX-5 CUP JAPAN
「MAZDA ROAD TO INDYの日本人第一人者になりたい!」
堤 優威
堤:5歳の時、レース出場経験のあった父が、レーシングカートに乗せてくれたのが始まりです。最初の頃はモータースポーツにまったく興味がなかったのですが、週末はいつもサーキットにいるような状況で、小学4年生の頃にはレース以外のことが考えられないようになっていました。サッカーや野球も小さいころからやっていないと上には行けないので、もう自分にはこれしかないな、と。
-----その後、順調にステップを踏んできましたね?
堤:2013年にレーシングカートの日本一決定戦「ROTAX MAXフェスティバル」で優勝し、アメリカで行われた世界一決定戦に日本代表として出場しました。翌年は「スーパーFJ」というフォーミュラの登竜門クラスに参戦しましたが、資金的な厳しさもあって上のクラスのフォーミュラへの参戦が難しいなか「ロードスター・パーティレース」でチャンピオンを獲得することができて、翌年、カリフォルニア州のラグナ・セカで開催された「GLOBAL MX-5 CUP」の世界一決定戦(エキシビションレース)へマツダから招待していただき、3位表彰台に上ることができました。
-----二度のアメリカ挑戦で感じたことは?
堤:まずは、なんといっても観客の多さがあります。国民や国全体のレースに対する気持ちが違っていて、日本の野球やサッカーのように人気で、そこで勝つとスターになれます。レースへの取り組みという部分では、チームがまるでファミリーのようなムードで団結力が凄いなと感じました。
-----今季、私は「GLOBAL MX-5 CUP」米国シリーズで、堤選手が表彰台を獲得したコープランド・モータースポーツで走っていますが、いつも「ユウイはどうだ?」と聞かれますよ。
堤:覚えてくれているんですね! チームの雰囲気が良くて優しくて、英語がそれほど話せない僕にも丁寧に接してくれました。今後、アメリカで活動するようになったら、また一緒に仕事をしたいですね。レースの世界では結果を出すだけではなくて、コミュニケーションも大事だと思っています。
堤:一昨年、非常にレベルの高い世界一決定戦 では3位表彰台に上ることができて、アメリカ のレース関係者にもアピールができたと思って いますが、今年は日本シリーズのチャンピオン を獲って、リベンジしたいですね。そして、マツダのドライバー育成システム「MAZDA ROAD TO INDY」の日本人の第一人者になって佐藤琢磨選手に続きたいです!
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