5ドアセダン最強の「パナメーラターボS E-ハイブリッド」も予約受注を開始ポルシェ、パナメーラの新たなワゴンモデル「スポーツツーリスモ」の予約受注を開始

2017/04/27
遠藤正賢

パナメーラターボスポーツツーリスモ（左）、パナメーラターボS E-ハイブリッド（右）

ポルシェジャパンは4月20日、5ドア大型高級スポーツサルーン「パナメーラ」の新たなワゴンモデル「スポーツツーリスモ」の予約受注を開始した。

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パナメーラスポーツツーリスモの荷室は上部の開口部が拡大し、荷物を積み下ろしやすくなった

3月のジュネーブショーでワールドプレミアを飾ったばかりの「パナメーラスポーツツーリスモ」は、ベースとなった5ドアサルーンとほぼ同じサイズ（全長×全幅×全高＝5049×1937×1428mm）、ホイールベース（2950mm）を維持しながら、Bピラー以降のルーフとサイドウィンドウを高く伸ばした独自のボディを採用。

荷室容量を拡大しつつ、荷物の積載性と後席の乗降性を改善したほか、後席にはパナメーラシリーズとしては初めて、中央席を備えた2+1シートが設定された。なお、従来からの独立2座後席仕様もオプションで用意されている。

日本仕様には2995ccV6シングルターボ（330PS・450Nm）を搭載する「パナメーラ4スポーツツーリスモ」、2894ccV6ツインターボ（440ps・550Nm）を搭載する「パナメーラ4Sスポーツツーリスモ」、2894ccV6ツインターボにモーターを組み合わせてシステム出力・トルク462ps・700Nmを発揮する「パナメーラ4E-ハイブリッドスポーツツーリスモ」、3996ccV8ツインターボ（550ps・770Nm）を搭載する「パナメーラターボスポーツツーリスモ」の4グレードが設定される。

全グレードともトランスミッションは8速DCT、駆動方式は4WD、ハンドル位置は右で、価格は「パナメーラ4スポーツツーリスモ」が12,973,000円、「パナメーラ4Sスポーツツーリスモ」が17,043,000円、「パナメーラ4E-ハイブリッドスポーツツーリスモ」が15,213,000円、「パナメーラターボスポーツツーリスモ」が24,533,000円。

また、同じく3月のジュネーブショーでワールドプレミアされた、パナメーラ（5ドアサルーン）の最強モデル「パナメーラターボS E-ハイブリッド」も、4月19日より予約受注を開始した。

3996ccV8ツインターボ＋モーターでシステム出力・トルク680ps・850Nmを叩き出し、8速DCTと電子制御4WDを組み合わせて、0-100km/h加速3.4秒、最高速度310km/hをマークする「パナメーラターボS E-ハイブリッド」には、ホイールベースを150mm延長した「パナメーラターボS E-ハイブリッドエグゼクティブ」も用意される。

ハンドル位置はいずれも右のみの設定で、価格は「パナメーラターボS E-ハイブリッド」が28,310,000円、「パナメーラターボS E-ハイブリッドエグゼクティブ」が30,440,000円。