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Super Cub C125(東7ホール/ホンダブース) 【東京モーターショー詳報】ホンダ・カブの進化形はネオクラな“C125”

  • 2017/10/26
  • MotorFan編集部 加藤 裕
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グロムのエンジンが載ったスタイリッシュなスーパーカブが現代に蘇る。

「独自性と伝統を昇華させた」というスーパーカブに見る、モーターサイクルのあり方。

つい先日世界生産累計台数1億台を達成し、来年には誕生60周年を迎えるスーパーカブ。そのカブの、多くのユーザーに支持されてきた魅力や価値をさらに高めた意欲的実用作というべきモデルがこの“C125”だ。

赤シートをアクセントに、まさにネオクラシックなスタイリング。また車名が示すとおり、空冷4ストロークOHC単気筒エンジンの排気量は125ccまでアップされている。もしこれが発売されれば、イチニーゴーはスーパーカブ史上初であり、現行の50cc、110ccに加えて3種となる。スタイリッシュな車体デザインに加えて排気量も125ccとなれば、より乗って便利+さらに走って楽しいバイクとなるだろう。電子制御が張り巡らされた高額な最新大排気量車に乗るベテランライダーにとっても、おそらく原体験としてあるバイク本来の魅力をこのカブで再確認できるに違いない。

余談だが、事前に配られたこのC125の広報資料には「独自性と伝統を昇華させた」とうたわれているが、ある意味これは原点回帰だ。と、分かったようなことを筆者が言わなくても、このコンセプトモデルを取りまとめた勝田淳平氏が同じことを言う。
「初代スーパーカブ“C100”の機能性能やスタイリングをモチーフにしている点で、もう完全に原点回帰です。さらに言えば、その開発の裏で大事に心したのが、初代スーパーカブを作った先輩たちの思いです。その思いこそが原点であり、忘れてはならない普遍的なことだと思っています」

勝田氏が言う、先輩たちの思い――。かの本田宗一郎が言ったとされる「その技術は人々の生活に役立っているか、喜びにこたえられているか」という、ユーザーのことをまず第一に考えた技術者としての立ち位置。スーパーカブがいまなお売れ続けている理由は、つまりこういうことなのだなと合点がいった。

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