「後退時自動ブレーキシステム」と「スマートリヤビューミラー」も追加、内外装と走りの質感・使い勝手も大幅アップ スバル・レヴォーグ／WRX S4が大幅改良、新機能「ツーリングアシスト」搭載！

• 2017/07/12
• 遠藤正賢

ブックマークする

スバルは7月3日、ミドルラージワゴン「レヴォーグ」およびセダン「WRX S4」のマイナーチェンジを実施。8月7日より販売開始することを発表した。

• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
  すべての写真を
  見る
  

両車のデビュー以来初となる今回のマイナーチェンジでは、ステレオカメラを用いた全車標準装備の予防安全技術「アイサイト（Ver.3）」に新機能「ツーリングアシスト」を追加。「車線中央維持」の作動領域を従来の60km/h以上から0km/h以上に拡大するとともに「先行車追従操舵」を「全車速域追従機能付クルーズコントロール」と組み合わせることで、高速道路でのアクセル・ブレーキ・ステアリング操作を自動制御することを可能にした。

「ツーリングアシスト」の詳細と試乗インプレッションは、先行試乗会の様子をレポートした下記の記事で確認してほしい。

【SUBARU「アイサイト」を大幅進化、新機能「ツーリングアシスト」を搭載】 https://motor-fan.jp/article/10000407

また、車体後部に内蔵したソナーセンサーで後退時に障害物を検知し、警告と自動ブレーキで衝突回避または被害を軽減する「後退時自動ブレーキシステム」を「アイサイト（Ver.3）」に追加している。

さらに、スバル初の「スマートリヤビューミラー」（レヴォーグのみ）のほか、「スバルリヤビークルディテクション（後側方警戒支援システム）」、「ハイビームアシスト」、「フロント＆サイドビューモニター」を組み合わせた「アイサイトセイフティプラス」を設定。予防安全性能を大幅に向上させた。

室内ではインパネやセンターコンソール、センターパネルなどの質感をアップさせ、8インチナビに対応しつつビルトインナビのデザインを変更。インパネ中央上部のマルチファンクションディスプレイを5.9インチ大型カラー液晶に変更して視認性を高めている。

そのほか、これまで本革シート装着車にのみに設定されていたシートヒーターを、「レヴォーグ1.6GTアイサイト」と「WRX S4 2.0GTアイサイト」にオプション設定し、その他の全グレードに標準装備。レヴォーグではさらに、後席を4:2:4分割可倒式に変更し、ユーティリティを向上させた。

価格はレヴォーグが2,829,600～4,050,000円、WRX S4が3,369,600～3,736,800円。