正しい知識で無用な疑問や不安を一発解消! スピード取り締まり&オービス素朴な疑問Q&A 第1弾!【交通取締情報】
- 2017/08/15
- 「東新宿交通取締情報局」

当情報局も開設1カ月を迎え、おかげさまでアクセスもうなぎ上り。そこで今回は、読者様から寄せられた交通取り締まりに関する数々の疑問、質問にお答えしちゃいます。
A:オービスは赤外線ストロボを光らせて、違反車を撮影しています。が、赤外線と聞くとどうしても「赤」を想像してしまいがちですが、赤外線というのは不可視光なので、目で確認することはできません。もしも赤外線が元々赤く光るものだったとしたら、ビルなどのセキュリティシステムが成り立たなくなっちゃいますからね。
ただし、オービスの赤外線ストロボは赤く光ります。違反車に撮影したことを認識させるためにわざと赤く光らせているのです。だから、白く光ったというのは、たぶん、「対向車線を走るクルマの白色灯の光が中央分離帯の切れ目から一瞬、目に入った」とか「太陽光がオービスのレンズ部分に反射して光ったように見えた」とかいう、いわゆる錯覚と言っても過言ではないでしょう。とにかく、赤く光らなかったのなら、まず心配する必要はないと思います。
A:ネットや雑誌などでは高速道路では40km/hオーバー以上、一般道では30km/hオーバー以上と言われていますが、ある意味正解です。基準が変わらない限り、これ以下の速度で光ることはありません。警察が被疑者の写真をことわりなく(無人の場合ことわりようがありませんが)撮影するには犯罪(赤切符以上の違反=刑事罰)が成立している必要があるからです(法律ではなく最高裁の判例)。
では実際に何km/hオーバーで光るのかは、ケースバイケースとしかいいようがありません。その道路を管轄する警察が、普段のクルマの流れや危険度を見て判断しているので、50km/hオーバーでも光らなかったり、逆に40km/hオーバーぴったしで光ったりと設定速度は千差万別。とにかく警告板などでオービスの存在を察知したら、早めの減速を心がけてください。
A:18km/hオーバーですと反則行為ですが、違反を認めなければ最終的に裁判でシロクロをつけることになります。が、そのくらいのことでいちいち裁判を起こしていたら警察はもとより検察や裁判所の機能がマヒすることは目に見えています。元々、それを避けるために「反則金制度」が設
けられたのですから。
もちろん立件するかしないかは警察の胸先三寸なのではっきりとは言えませんが、そのケースではまず裁判は成立しないと思います。警察が送検したとしても検察で不起訴、あるいは起訴猶予となる可能性が高いです。ただし、不起訴になれば刑事罰は免れますが、「刑事手続きと行政処分は別」という屁理屈により、点数(この場合は1点)がつくことは覚悟してください。もちろん不服申し立てはできますが、認められることはまずありません。
というわけで、今回はこれにて。またみなさまからの質問や疑問が集まり次第、第2弾をぶちかましちゃいます!
|
|

自動車業界の最新情報をお届けします!
Follow @MotorFanwebおすすめのバックナンバー
自動車業界 特選求人情報|Motor-FanTechキャリア
「自動車業界を支える”エンジニアリング“ 、”テクノロジー”情報をお届けするモーターファンテックの厳選転職情報特集ページ
SUBARUテクノ株式会社
回路設計/ソフトウェア開発<アイサイト等>
年収
400万円〜650万円
勤務地 群馬県太田市
この求人を詳しく見る
株式会社デンソー
研究開発<自動運転に向けた認識、予測・判断アルゴリズム>
年収
430万円〜1200万円
勤務地 東京都港区港南1丁目8−15 Wビル 17F
この求人を詳しく見る
「自動車業界を支える”エンジニアリング“ 、”テクノロジー”情報をお届けするモーターファンテックの厳選転職情報特集ページ

SUBARUテクノ株式会社 回路設計/ソフトウェア開発<アイサイト等>
年収 | 400万円〜650万円 |
---|---|
勤務地 | 群馬県太田市 |
株式会社デンソー 研究開発<自動運転に向けた認識、予測・判断アルゴリズム>
年収 | 430万円〜1200万円 |
---|---|
勤務地 | 東京都港区港南1丁目8−15 Wビル 17F |
フランクフルト・モーターショー2019

ついに来た! 新型ランドローバー・ディフェンダー降臨! Gク...
- 2019/09/10
- ニューモデル

〈新型ランドローバー・ディフェンダー〉新着写真続々! Gクラ...
- PR
- 2019/09/12
- ニューモデル

ホンダの100%EVモデル「Honda E」市販車がデビュー! 約348...
- 2019/09/10
- ニューモデル

コンセプト4は4シリーズの未来形!? BMWの超攻撃型デザイン現...
- 2019/09/10
- ニューモデル

フォルクスワーゲンの小型EV「ID.3(アイディ.3)」デビュー...
- 2019/09/10
- ニューモデル

「AI:Trailクワトロ」はアウディの示す近未来EVオフローダー...
- 2019/09/10
- ニューモデル
マツダ3特集

マツダ3セダン「間違いなく、いまもっとも美しいセダン!」 ...
- 2019/09/10
- インプレッション

日本仕様のSKYACTIV-Xは、なぜハイオク仕様で圧縮比15.0なの...
- PR
- 2019/09/09
- トピック
「マツダは裏切らない」実用性を失うことなく美しいデザイン...
- 2019/09/06
- コラム・連載記事
マツダ3 ファストバックXD:600km走ってその完成度は? 燃費...
- 2019/08/26
- インプレッション
マツダ3、人気のカラーは? パワートレーンは? ファストバ...
- 2019/08/29
- ニュース
マツダ3 ファストバックXD:vs VW ゴルフ 走り慣れた都内の...
- 2019/08/28
- インプレッション
ジムニー特集
関東屈指のロングダートを制覇せよ! 秋鹿大影林道&万沢林道...
- 2019/08/17
- コラム・連載記事
スズキ・ジムニーとジムニーシエラでダート走行の燃費を計って...
- 2019/08/09
- インプレッション
スズキ・ジムニーシエラを測って測って測りまくる。高さは? ...
- 2019/08/14
- コラム・連載記事

結局、スズキ・ジムニーのリジッドアクスルは何がスゴイのか?
- 2019/07/01
- ニューモデル
オービス対策‼ 交通取締情報局

移動オービスは何km/hオーバーで光る? 最低検挙速度独断検...
- 2018/11/11
- TOPICS
みんながオービスと見間違えちゃうNシステムの怖さを検証!...
- 2017/10/02
- TOPICS

スピード超過が事故につながる首都高速道路のオービスポイン...
- 2019/09/10
- オービス情報
令和2年、ついに「あおり運転」の罰則も強化へ! どうなる!? ...
- 2019/09/08
- TOPICS