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スペインの世界最大手プレス車部品メーカーがJOEMとの取り組みを強化 ゲスタンプ・オートテックが日本初のR&Dセンターを開設

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2017年6月14日 自動車部品の設計、開発および製造を専門とする、スペインに本拠を置く多国籍企業であるゲスタンプ(Gestamp)が、東京に新しいR&Dセンターを開設し、日本でのR&D能力をさらに強化した。 

「ゲスタンプ」と聞いて、すぐにどんなメーカーか思い浮かぶ人はまだ少ないかもしれない。ゲスタンプはスペインの自動車部品サプライヤーで、主要な製品ラインアップは、ボディ、シャシーと機能部品である。とくに、「ホットスタンプ技術」を得意にしている。

設立は1997年とまだ比較的新しい企業だが、2004年に米・HardTech Groupを買収。2010年にはEdschash社を、2011年にはティッセンクルップ・メタルフォーミング社を買収。2016年の売上は、グローバルで約9300億円。世界12カ所にR&Dセンターを有し、生産拠点は21カ国100カ所。従業員数36000人を擁するグローバル企業である。

そのゲスタンプが日本進出を果たした。
東京駅八重洲口に開設した「ゲスタンプ・R&Dセンター・ジャパン」のほかに、2018年上半期操業開始を目指して三重県松坂市に工場を建設中だ。工場は当初ホットスタンプのラインを1ライン作り、将来的には3ラインまで拡大する計画だという。総投資額は約75億円だ。ここで製造する部品がどの自動車メーカーに納入されるのかは明言されなかったが、「ゲスタンプのホットスタンプ製品の最新の世代、第4世代製品を造る」ということだった。

ゲスタンプに出資するのが、日本の三井物産だ。三井物産は、2016年9月にゲスタンプ・オートモーソンの12.525%を獲得。日本の自動車メーカーへの橋渡しはもちろん、同社が得意とする素材系メーカーとゲスタンプとの連携のサポートもするという。

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