住友商事:英国デジタル駐車事業スタートアップAppyparking社へ出資
- 2019/07/17
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Motor Fan illustrated編集部

住友商事は、欧州住友商事会社を通じて、英国にてデジタル駐車事業を手掛けるスタートアップ企業Yellow Line Parking Limited(Appyparking)に出資参画した。本件は、欧州住友商事におけるR&D投資支援制度(注)を通じたスタートアップ投資。
世界の都心部の駐車場は、路上駐車場の不正確な空き情報や、区域毎の複雑な駐車規制、煩雑な駐車決済等、ドライバーにとって利便性に欠け、同時に、駐車場を運営する事業者や行政は、駐車規制の行政手続きや駐車違反の取り締まり等の効率性において喫緊の課題を抱えている。また、自動運転社会に向けて路上の精密な3Dデータ構築の必要性が増している。
Appyparkingは、行政、駐車場事業者、各種モビリティ事業者に対して、駐車に関する規制情報、稼働状況、決済プロセス、さらには運営管理を包括的にデジタル化したデジタルパーキングプラットフォームを構築している。 LiDARマッピングと独自のディープラーニング技術を用いて駐車規制情報を可視化し、自動運転社会までを見据えた次世代型の駐停車を可能とするデータソースを提供する。
また駐車スペースにIoTセンサーを組み込むことで、稼働状況の把握のみならず、従来型の駐車料金メーターやモバイル決済を不要とする利便性の高い決済プロセスを実現する。 さらには、駐車規制並びに稼働率を管理するソフトウェアを提供し、駐車事業運営の高度化に寄与する。
Appyparkingは英国国内の複数都市でサービスを開始しており、今後欧州を始め世界各国の都心部でのデジタルパーキングプラットフォームの展開を目指す。
住友商事グループは、都市開発・スマートシティプロジェクトに参画すると共に、北欧における駐車場事業も展開している。Appyparkingとの協業を通じて、同社の事業成長に加え、既存ビジネスの高度化を実現する。
注:欧州住友商事におけるR&D投資支援制度——欧州におけるイノベーション(革新技術・サービス・ビジネスモデル)の担い手であるスタートアップ企業に対して、機動力を持った出資を実行すべく、2018年1月に導入した社内制度。
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