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ガソリン・エンジンにもパーティキュレート・フィルター(GPF) [人とくるまのテクノロジー展] キャタラー

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触媒メーカーのキャタラーは、「人とくるまのテクノロジー展」にCoated GPFを出展した。EURO 6のPN規制に対応するために、従来はディーゼル・エンジン車のみが装備していたPF(パーティキュレート・フィルター、ディーゼルの場合はDPF)がガソリン・エンジンにも必要になるという。

キャタラーが出展したのは、Coated GPFだ。近年、欧州を中心に、燃費向上のためにガソリン直噴エンジンが普及している。日本でもガソリン・エンジンの直噴化が進んできている。

今後、直噴ガソリン・エンジンの弱点となってきそうなのが、PN規制だ。PNとは文字通り、P=Particulate Matter=粒子状物質のN=ナンバー、つまり数の規制だ。従来、PMは、「排出質量」で規制されてきたが、排出質量では、人体に侵入しやすく健康への影響を懸念されている超微小粒子は、数値に反映されにくいため、「排出個数」で粒子を規制するPN規制が導入されたわけだ。

欧州では、2014年9月から、ガソリン直噴エンジン車を対象に、排気微粒子数(PN=Particulate number)6.0×10の12乗個/km 以下という規制(=Euro6)がスタート。
2017 年9 月以降、PN の規制値はさらに強化され、PN(6.0×10の11乗個/km以下)となる。

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